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東城綾を応援するスレ・その7@いちご100%

1 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい 投稿日:03/11/03 02:12 ID:klmklwDj
いちご100%の東城綾を応援するスレッドです。
心に一粒のゆとりと落ち着きを忘れずに。

過去ログは>>2-5あたり。

770 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい 投稿日:03/12/22 18:11 ID:SVeWKpcR
>>762のつづきです。

さつきはなかなか話を切り出せずに、他愛もない話をしていた。
しかし特に会話も盛り上がらず、しばらくして沈黙が2人の間をさえぎる。
(やっぱ、聞きづらいよなぁ…)
一方、沈黙の間この雰囲気を気まずい…と感じていたのは、さつきだけのようだ。
綾は買い物袋からはみ出した、真中から貰うことになっているうさぎのストラップを幸せそうに眺めていた。

それに気が付いたさつき。
イライラはピークに達し…そして…
 
さつき「東城さんは真中に何あげるの?」
綾  「え?な、何のこと??」
さつき「イヴよ、イヴ。真中のこと好きなんでしょ?じゃー何かあげなきゃ」
綾  「わ、私はそんな……き、北大路さんこそ、何かあげるの?」
さつき「…わたしがあげても、どーせ受け取ってくんないよ
    (真中はわたしのこと、もう友達としか見てくれないもん…)」
綾  「え…?」
さつき「なんかさー不公平だよね。どんなに頑張ってもこればっかはどーにもならないモンね〜
    あ〜ぁ、今年もバイト,バリバリ頑張ろっかなー」
綾  「……………」

返答に困っている綾を見て、さつきは思わずふっと笑みをこぼした。
(ふふっもうちょっと意地悪なこと聞いてみようかな?)

771 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい 投稿日:03/12/22 18:15 ID:SVeWKpcR
さつき「ねぇ、東城さんは何で告白とかしないの?真中が自分を選んでくれるっていう自信でも有るわけ?」
綾  「え?!ど、どうしたの北大路さん…なんだか今日は変よ…?
    えっと、私は…ただ映研の一員として真中くんの役に立ちたいだけで…あの、その…」
さつき「もー!そんなことが聞きたいんじゃなくて!ねぇ、ホントのとこ、どうなの?
    東城さんは3年になったら進学クラスに進むつもりなんでしょ?
    そうなったら部活もあんまり出られないだろーし、
    真中にアプローチする機会、ますます無くなっちゃうんじゃないの?」
綾  「……(そんなこと言われても…どうしたらいいのか…
    

             私のホントの気持ち?
    
    ……………好きよ…でも……)」
さつき「もうそんな風にのんびり構えていられないかもしれないよ。
    …たぶん、西野つかさと真中、ウチらが思ってる以上にこっそり会ってるんだと思う」
綾  「え…西野さん?でもバイト先が近いんなら、会っててもおかしくないんじゃ…きゃっ」

いきなりさつきが身を乗り出してきた。
危うく膝にのせた買い物袋を落としそうになる。

さつき「だーかーら!それ以上にってこと!!
    …わたし、真中と同じ班だったんだけどさ、自由行動のとき真中いなかった日があったの。
    後で端本から聞いたんだけど、真中、その日は西野さんと一緒にいたらしいよ」
綾  「え…なんで西野さんと??」
さつき「なんかあの日は偶然、桜海学園も修学旅行で京都に来てたんだって」
綾  「そう……」
さつき「……どう?ちょっとは危機感わいてきた?」
綾  「えぇ!?やっぱり今日の北大路さん変よ??あのね、だから私は別にそんなつもりじゃ…あっ!」

動揺したせいか、とうとう買い物袋をハデに落としてしまった。

綾  「ご、ごめんなさい!私、ほんとそそっかしくて…」
さつき「ははっ……まぁ〜東城さんらしくって…そういうのもいいかもね」

コンビニで買ったお菓子やらサンドイッチやらを、一つ一つ拾っていたそのとき

綾  「あ…雪だわ…」
さつき「え…?わーホントだ…」
綾  「………キレイ…」

二人はしばし雪に見とれていた。

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続き

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