西野つかさを応援するスレ Part11
- 1 名前:作者の都合により名無しです 投稿日:02/12/31 02:57 ID:VhyBsywG
- いちご100%の西野つかさを応援するスレです。
つかさファンが集う場所です。
東城・北大路ファンは控えめに。
東城・北大路叩きも控えめに。
このスレでのいちご100%のヒロインは
どんなことがあろうと西野つかさです。
煽りは放置で。
なりきりは禁止。
前スレ
http://comic2.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1040819303/
神の曲
http://f6.aaacafe.ne.jp/~pantiira/
- 963 名前:なんとなく思いついたんで。ちゃんとつかさの話れす。 投稿日:03/01/10 22:58 ID:AkEnaB8v
- ほら淳平!起きて!今日は唯と一緒に遊ぶ日でしょ!」
冬の寒い朝、真中の布団を勢いよく唯ははぎとった。
「もーちょっと寝かせろよ…」
真中は背中を丸めて両腕で体を抱えた。
「何言ってんの!もう10時だよ!?唯はとっくに用意出来てるんだから〜」
背中をバシバシと叩かれ真中はゆっくりと体を起こして、あくびをしながら
唯に目を向けた。
唯の服装は、いつものズボンと違ってミニスカートをはいていた。
初めて見る幼馴染の女の子らしい格好に真中はドキッとする。
「起きたんなら用意してきて!ほら行った行った!」
唯に急かされて真中は「わかったわかった」と早足で洗面所へ向かった。
- 964 名前:なんとなく思いついたんで。 投稿日:03/01/10 23:14 ID:AkEnaB8v
- とりあえず2人は家を出て街中へくりでることにした。
「今日はどこ行くんだ?」
「ん〜とねー、買い物行きたいな。あとカラオケとか?」
真中の問いかけに唯は次々と行きたいところリストを口にした。
全部行けっかな…と真中は苦笑いする。
(それにしても…)
なんだかデートみたいだな、と真中は思った。
(そういえば、西野…とのデートもこんな感じだったかもな…)
はあ、と真中はため息を吐いた。
「あとねぇ、桜海学園の見学にも行きたいんだ!」
「お、桜海学園!!???」
唯の喜々とした表情で言われた言葉に、真中は驚いて一瞬固まってしまった。
「やっぱり行ってみたい高校見てみたいじゃん?制服もどんなんか実物見てみたいしー」
桜学の話に花を咲かせて目を輝かせる唯の言葉など、真中の耳には届いていなかった。
真中の頭の中は、西野西野西野のことばかりだったのだ。
(桜海に見学!?それってつまり桜海学園に行くってことだろぉ!?
もしも…もしも西野とバッタリ会ったらどうすんだっつーの!!
あんな別れ方しちゃったし、西野だったもう俺には会いたくないだろうし…)
街中に立ち尽くし、悶々と悩みつづける真中であった。
- 965 名前:なんとなく思いついたんで。 投稿日:03/01/10 23:25 ID:AkEnaB8v
- 真中の考えていることなどいざ知らず、色々と遊んだ後、
唯は桜海学園へと足を進める。
「なぁ唯、やっぱ行くの止めないか?見学は受かったら見にくるだろ?」
「なんで?早めに見てみた方がいいじゃん。それに今は冬休みで人も少ないし」
「でも…… !!」
真中は唯の言葉にハッとする。
(そうだ、そういえば今は冬休みじゃねーか!つーことは生徒なんか極少数しかいないに決まってる!)
「やっぱ先に見学しといた方がいいな、早速行こうぜ!」
「? 淳平、さっきと言ってること違うよ?」
- 966 名前:なんとなく思いついたんで。 投稿日:03/01/10 23:38 ID:AkEnaB8v
- 桜海学園についた二人は緊張しながら校門をくぐる。
部活動があるのか、チラホラと何人か生徒がいた。
真中は冬休みでいないだろうと安心しているものの、西野がいないかどうか
異様に辺りをキョロキョロしている。
「やっぱパンフで見た通り、いい感じの学校〜。唯も四月からここに通うんだなぁ」
「まだ合格したわけじゃねーだろー」
「何よー、いいでしょ! それより何さっきからキョロキョロしてんの?」
「え!?いや別に…」
真中がドギマギしだして、唯は益々不審に思う。
「あっ!わかった、やっぱりここに知り会いいるんでしょ!」
鋭い唯の指摘に真中はギクッとする。
目を明後日の方向に向けながら「前にも言っただろ、いねーって」と否定した。
「ふぅん、そうなんだ」
怪しいと思いつつも唯は納得しのだった。
- 967 名前:なんとなく思いついたんで。 投稿日:03/01/10 23:55 ID:AkEnaB8v
- 桜海学園を見学した二人は家へと帰路につく。
「あーあ、なんか唯、お腹減っちゃったなあ」
グゥとお腹を鳴らしながら唯はお腹に手を当てる。
「そういえばもう4時か。なんか食ってくか?」
「うん!」
ちょうど近くにあった真中の働くバーガーショップへ2人は入った。
「いらっしゃいまー…って、真中!」
なんと今日はさつきがシフトに入っていた日だった。
しまったと真中は後悔する。(また喧嘩するんじゃないだろな〜)とハラハラしながら
「よう、さつき。」と挨拶をする。
「ふ〜〜〜ん、休みもらってたと思ったら、その子とデートだったんだ〜〜〜」
(ひええええええ)
さつきの形相に真中はビクつく。
「私はデートしてもらったことないんだけどなー、これが初めてなわけ?真中は!」
「いっ…いや…」(初めてのデートは西野でっ…って言ったら益々怒る!!)
「さつきちゃん、淳平とデートしたことないんだ」
何気なく言った唯の言葉にさつきはカチンとする。
「いいのよ私は!!毎日学校でデートなんだから!!唯ちゃんはこれっきりでしょぉ〜〜」
「うっ…!でも私は毎日淳平と一緒だったもん!」
「!?何よ、毎日一緒って…まさか真中んち泊まってるんじゃ…!?」
「そっ…」
「わーーーーーーー失礼しましたーー!!!」
唯を担いで真中は一目散でお店から飛び出した。
- 968 名前:作者の都合により名無しです 投稿日:03/01/11 00:00 ID:VmHQlhYw
- ( ´∀`)ガンガってください
- 969 名前:なんとなく思いついたんで。 投稿日:03/01/11 00:03 ID:bUSp1tlY
- ゼエゼエと息を切らして、真中はへたり込む。
「も〜、なんなの急に!ハンバーガー食べれなかったじゃん」
「おっ、お前のせいだろ…」
息絶え絶えに真中は言う。
「なんで唯のせいなのさー。
- 970 名前:途中で送信しちった… 投稿日:03/01/11 00:06 ID:bUSp1tlY
- 「なんで唯のせいなのさー」
「お前が変なこと言うからだろーが!」
「変なのは淳平じゃん!」
「なんで俺…」「―――っていうかさ、」
ハーッとため息を吐いた真中に唯は焦り気味に言う。
「ここどこ?」
>968
サンクス。ヒソーリとがんがります。
- 971 名前:リアルで打ってるからどこで終るか…(;´Д`) 投稿日:03/01/11 00:23 ID:bUSp1tlY
- 「どこって…」
真中は辺りを見回す。
見覚えのある道、壁、並木、真中にはここがどこが一瞬でわかった。
こ こ 西 野 ん ち の 近 く だ 。
「唯なんとなく分かるけど、パニックでいまいち…淳平聞いてる?」
真中の頭の中は真っ白で、唯の言葉は届かない。
(そういえばバーガーショップの時点で西野んちに近いじゃねーか。俺としたこがアホか!
そうだよ、この壁曲がったら西野んちが見えて…)
真中はソーッと壁の向こうを覗いた。遠目にだがハッキリと西野の家が見える。
「う〜ん、この壁曲がったらわかりそうなんだけどなぁ」
スッと唯が真中の横を通り過ぎた。真中はギョッとして唯を止める。
「バカッ、お前何やってんだ!」
「? だって家帰るんでしょ。淳平こそコソコソ何してんの」
真中は西野家の方に向かう唯の腕を必死で引っ張る。
「もー、痛いってば!」
「あっ、ゴメ…」
パッと真中が唯の腕を離すと同時に唯は駆けだした。
「へへーんだ、バーカ!!」
「あっ、テメーッ!!!!!」
真中も唯を追いかける。(頼むから戻ってくれよ〜!!)
- 972 名前:作者の都合により名無しです 投稿日:03/01/11 00:32 ID:neZzdz1O
- 唯が原作に忠実に小学生ですなw
がんがれ!
- 973 名前:>972アリガd!小腹減ったのでお茶漬け食べてきます。 投稿日:03/01/11 00:47 ID:bUSp1tlY
- 一向に距離が縮むことのないかけっこを二人は繰り広げる。
「頼むから止まってくれ!!」
「やだよーん!」
唯は手加減無しで走る。
真中は一度唯を担いで走って疲れているため、あまりスピードが出せないでいる。
ついにはあ途中で速度を落とし、歩いている状態になる。
諦めて真中は立ち止まった。唯の姿はもう見えない。
息を整えながら真中は壁にもたれかかった。
顔を上げた瞬間、真中は固まる。目の前には西野家、走って出た汗と冷や汗が混じる。
(ど、どうしよう、どっかに隠れねーと…!)
わたわたと隠れ場所を探すが、どこにも隠れれそうな所は見つからない。
曲がり角もすぐ近くにはない。
どうすることも出来ず立往生していると、目前の家の玄関が音を立てて開かれた。
そこから出てきた少女と目が合って、真中はまたどうすることもできなかった。
――――一方唯の方は、後ろを振り向いた時には誰もおらず、真中と同じく立往生していた。
- 974 名前:作者の都合により名無しです 投稿日:03/01/11 00:56 ID:jVHdjkus
- ガンガレー。勉強の合間の清涼剤だよ。
- 975 名前:作者の都合により名無しです 投稿日:03/01/11 01:17 ID:UarI8cYx
- 結構見てる人いるんだねこのスレ
小説がんがれ〜
しかし、なにゆえ旧スレで・・・?
まあいいけど(w
- 976 名前:作者の都合により名無しです 投稿日:03/01/11 01:22 ID:neZzdz1O
- 埋め立ても兼ねてるんじゃない?
続き期待してるよ!
- 977 名前:>974サンクス〜(´∀`) 投稿日:03/01/11 01:26 ID:bUSp1tlY
- あの日以来会っていなかった少年と少女は、突然の再会に驚いて
どちらからとも声をかけられずにいた。
西野がバタンと玄関のドアを閉めた。真中はその音に反応して、声をかけようとした。
だが、少しの差で西野の方から声をかけた形になった。
「…久しぶりだね、淳平くん」
西野は笑顔で、あの日のことなど無かったような感じである。
「あ、ああ、久しぶり…」
真中はそんな西野の態度に驚きつつも返事をした。
また沈黙が流れ、その状況が更に緊張を張り詰めさせ、真中は焦る。
必死で話題を探して早口で話し掛けた。
「西野はこれからどっか行くの?俺はたまたまこの辺通りかかってさ〜!」
「うん、これからクッキングスクールに行くとこなの」
「そっか、相変わらず料理がんばってんだな」
「淳平くんは?映画がんばってる?」
「がんばってるって程じゃないけど、そういう関係の本読んだり映画見たり」
「そっか…。…じゃあ、あたしそろそろ行くね」
「あっ、うん…」
西野が前を通り過ぎて、今度こそもう会うことは無いかもしれない…と感じだった
真中はハッキリ話さなきゃという衝動にかられた。
- 978 名前:作者の都合により名無しです 投稿日:03/01/11 01:31 ID:QpYaBWu1
- 旧スレでこんな小説が・・・
続き期待してます。
- 979 名前:作者の都合により名無しです 投稿日:03/01/11 01:33 ID:bUSp1tlY
- >975
ありがと。
いやー何人か気付いてくれて嬉し恥ずかしです(w
>976
サンク〜ス!
埋め立てと、あとは考えながら打ってるんで、
あっちじゃ迷惑かかると思ったんで。
ちょうどいいんで誤字直します。
(〜あんな別れ方しちゃったし、西野だって〜)
ついには途中で速度を落とし〜〜
今度こそもう会うことは無いかもしれない…と感じとった
- 980 名前:>978ありがとう。 これで間違い送信合わせて11個目。 投稿日:03/01/11 01:51 ID:bUSp1tlY
- 「西野っ!!」
急に声をかけられて西野はビックリして立ち止まった。
ゆっくりと西野が顔だけを後ろに振り向かせると、真中が顔を俯かせながらこっちに体ごと向けている。
「ど、どうしたの?淳平くん…」
西野が声をかけると、真中は顔を上げて西野を見据えた。
真中の真剣な表情に西野は目が離せない。
「西野…ごめんな」
真中の発した言葉に西野は目を丸くさせた。
「や、やだなー、何謝ってんの、淳平くんてば」
アハハと笑いながら西野は体を真中の方に向けた。
真中は笑顔を保つ西野を見て胸がズキン痛む。
(俺は…俺はバカじゃないのか。この期に及んでまだ西野に無理させて、
ホントは俺に怒って、一発、いや百発でも俺を殴ってもいい立場なのに
西野はこんな俺を許してくれて…)
涙が零れそうになって真中はまた顔をふせた。
謝った後、何も口にしない真中が心配になって西野は真中に近付きながら
「真中くん…?」と声をかけた。
- 981 名前:作者の都合により名無しです 投稿日:03/01/11 01:56 ID:gB754k4v
- がんがれー。
作者の意向としては現スレにキター!と報告しない方が良いのかな?
続き期待してます。ドキドキ……
- 982 名前:作者の都合により名無しです 投稿日:03/01/11 01:57 ID:QpYaBWu1
- >>980
最後の行のセリフは「淳平くん・・・?」でお願い。
- 983 名前:また誤字…鬱。「ズキンと痛む」「淳平くん…?」です。 投稿日:03/01/11 02:03 ID:bUSp1tlY
- 真中はぐいっと目をこすってから顔を上げて言った。
「西野、俺を殴ってくれ」
「え…!?」
突然の申し出に西野は驚く。
「こんなんで許されるわけねーって思うけど…
でもこれしか償う方法見つからなくて…俺…」
「止めてよ、淳平くん」
怒ったかのような西野のハッキリとした口調に真中は焦る。
「で、でも…!」
「あたし、淳平くんにそんなこと言わせたくて、あの日…別れたわけじゃないから。
償うとか…そんな責任押し付けたりしたくないよ」
困ったような悲しそうな笑顔に真中は、どうしたらいいのか更にわからなくなった。
「だけど俺、西野にすげーヒドイことしたと思ってる。
このままじゃ俺の気が晴れないし、そんな風に言ってくれる西野には悪いけど…何発でもいいから」
真中は目を瞑ってスッと顔を向けた。
- 984 名前:作者の都合により名無しです 投稿日:03/01/11 02:15 ID:QpYaBWu1
- どういう展開になるのか楽しみ。
- 985 名前:>981サンクス、でも報告は終ってからがイイかな。>982ゴメソ(´Д`;) 投稿日:03/01/11 02:23 ID:bUSp1tlY
- コツコツと西野がこちらにもっと近付いてくる足音が聞こえ、
真中はいつ殴られるだろう、何発殴られるだろと緊迫してドキドキと心臓を鳴らす。
足音が聞こえなくなり、いよいよだ…と真中が意を決した時、
ギュッと頬をつねられた感触が体全体に響いた。
「え…!?」
真中が目を開けると、西野の左手が真中の右頬に来ていた。
「に、西野…!?」
「バカ」
少し嬉しそうなような怒ったかのような西野の表情に真中はドキンとした。
西野は真中の頬から手をはなし、ニコッと口の両端を上げた。
「淳平くんてホントにバカ」
その言葉が真中にグサッと刺さる。
「あの…西野、なんで殴らなかったの?」
「殴るなんかじゃ物足りないな」
「え…!?てことは火あぶりとかバンジージャンプとか…!?」
「違う違う!」
恐怖に顔を強張らせる真中に、西野はすかさず突っ込む。
「あたしのこと、そんなことさせる女だとか思ってるわけ?」
「思ってないよ、思ってない!」
ブンブンと顔を横に振る真中を見て、クスクスと西野は笑った。
- 986 名前:長くなってしもた。とりあえずまだ続く。 投稿日:03/01/11 02:59 ID:bUSp1tlY
- 「そういえば知ってる?今日雪降るみたいだよ。淳平くん、雪好き?」
「え? うんまぁ…」
「…あのね、正直に言っちゃうと、あたしあの日からもずっと淳平くんのこと忘れられなかったんだ」
くるっと真中に背を向けて、清々しく西野は話し出した。
「この期に及んでバカみたいでしょ!自分の言ったことに後悔してどうすんだって」
「そんなことねぇよ、俺の方が…西野に対しても色々後悔してて…バカだよな」
「ホントにねー。淳平くん後悔し過ぎだよ」
「うっ…」
西野は真中と少し離れてから、もう一度くるりと振り向いた。
「でもあたしのことだけは後悔しないでほしいな」
「西野…」
「淳平くん、殴る代わりにしてほしいことあるんだ」
「あっ、そうだ、それ!何すればいいのかな?」
多少何を言われるからビクビクしつつ真中は聞いた。
「握手してほしいな、誕生日の時みたいに」
「へ…!?」
西野の要望は、真中の想像していたこととはことごとく違っていた。
「おねがい」
西野はスッと右手を差し出した。
「そんなんで良かったら…」
真中は少し離れた位置にいる西野の方へ小走りをし、左手を出し、西野の右手をギュッと握った。
西野の方からも握り返され、真中はドキッとした。
「今年もよろしくね」
そう言って微笑んだ西野の笑顔を真中は驚きつつ真正面から見た。
西野の方から手を離し、再び距離が少し離れる。
「またね!」
そう言って西野は手を振り、走っていった。
「……西野…」
握ってた手をギュッと拳にし、真中はポケットに手を突っ込んだ。
そうして家に帰ろうとした時、
「……あ、唯」
また立ち尽くしてしまう真中であった。
- 987 名前:おわりだす。 投稿日:03/01/11 03:08 ID:bUSp1tlY
- 「早く行かなきゃクッキングスクールに遅れちゃう!」
真中と別れた後、そう言いながら西野は急いで走っていた。
その時、前方から来た黒髪の女の子を肩をぶつけてしまった。
「きゃっ!」「わぁっ!」
「ごめんなさい、大丈夫?」
西野が女の子に声をかけると、その子は
「あ、全然平気です。それじゃ急いでるんで!」
返事をした後、さっさと行ってしまった。
「私も早く行かなきゃ」
西野はまた駆け出した。
「どこにいるんだろうな〜、唯のやつ…!」
未だに西野家の前でウロウロしながら真中は唯を心配していた。
「おーーい、淳平ー!!」
遠くの方から声が聞こえ、真中はそちらに顔を向ける。
「唯!!」
唯はハァハァと息を切らしながら真中の前で立ち止まった。
「お前、どこ行ってたんだよ!」
「淳平の方こそ!!迷子になんないでよね!!」
「俺じゃねーだろ、お前だろうが!」
その時、グゥ〜〜と大きな腹の虫が唯のお腹から鳴った。
「もうお腹減ったぁー。早く帰ろ!」
「はいはい……ん?」
「あ!雪だー!」
空を見上げると、上からは白い粉が次々と舞い降りてきていた。
おわり。
- 988 名前:作者の都合により名無しです 投稿日:03/01/11 03:12 ID:QpYaBWu1
- いいね。
つかさタンの再登場シーンとしてホントに使えそう。
再登場即よりを戻すってのは有り得ないしな。
こんな感じの再登場とつかさタンと唯との接触を経て
唯をフックに再びつかさタンが物語に絡んでいくって感じかな。
お疲れ様でした。
- 989 名前:作者の都合により名無しです 投稿日:03/01/11 03:14 ID:bUSp1tlY
- 最後の最後で誤字出しました。
前方から来た黒髪の女の子と、です。
急に思いついたんで、遅くなりました。
気付いて読んでくれた方々、ありがとーございます。
今年もよろしくなら握手しかないなーオモタんで
誕生日の話と似てしまった…(;´Д`)
再会はクッキングスクール行った後か先か悩んだ…。
でわ、おやすみなさい。
- 990 名前:作者の都合により名無しです 投稿日:03/01/11 03:18 ID:bUSp1tlY
- あ、あと東城も出そうと思ったんですけど
出すシーンが無くて…。
迷子になった唯を見つけるのに
しようかどうか迷ったんですけどねー…。
あとスレも残りちょっと。埋め立てヨロシク〜。
>987
ありがとう〜。時々合間に応援してくれてて嬉しかったです。
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