南戸唯を応援するスレPart6@いちご100%
- 528 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい 投稿日:03/12/26 23:39 ID:8VN2/ViR
- つかさは途中振り返り、
「じゃ、またね淳平くん!」
そう言いながら、胸元に揺れるいちごのペンダントをちょっと指ですくった。
真中 「……!あぁ…(あ!あのペンダント……ちゃんと使ってくれてんだ…)」
さつき「じゃ、また学校で!……あ、そうだ。やっぱあの雑誌、読み終わったら次貸してよね!」
真中 「いいけど…なんだよ、結局読むんじゃねーか……」
ぺろっと舌を出して軽く手を合わせて謝るさつき。
唯 「でわ!唯の部屋はこの階段上っていきまーす」
その掛け声に扇動されて、3人は唯の後につづく。
また4人で雑談を始めたのか、笑い声が階段に響く。
4人の姿が見えなくなるまで真中はその場に立ち尽くしていた。
「……帰る、か」
マンシャンに背を向けて、寒空のなかを一人帰ろうとしたそのとき。
「じゅんぺ~!!」
「???」
どこからか、声が聞こえる。
この声は……唯?
唯 「じゅんぺー!唯の部屋、ここだから!だから……いつでも遊びにきてよね!!
淳平だったらいつでも大歓迎だよ~!」
振り返ると、ベランダから身を乗り出して手を大きくふる唯の姿が見えた。
思わず笑ってしまった。
真中 「あぁ!絶対遊びに行く!ちゃんと部屋掃除して待ってろよー!」
唯 「お土産も忘れずにね~!!」
苦笑いをうかべながら、また家路へと帰っていった。
ふと気がつけば、雪はやんでいて、空は抜けるような蒼さをみせていた。
<おわり>
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