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パンティラ★いちご100% 48チラ★パンティラ

863 名前:通りすがりのマルチ ◆CHii/YZw/. 投稿日:03/09/17 21:00 ID:1hy3qm59
43号ネタバレ 「100%の告白」

真中に抱きついたつかさが告げる。
「私は純平君が好き。別れたあの日から一日も忘れたことがなかった。
ずっと純平君のことが好きだった。もう私たちやり直せないのかな…」
真中放心状態。真っ直ぐなつかさの瞳を見て純平は気を取り戻す。
そして、何かに気付いたように抱きつく西野を引き離す。
「西野ごめん…。俺、そんな資格ないよ。西野がそんなに俺のこと思ってくれてたのに、
俺は西野と… 東城の間で気持ちをはっきりさせないまま宙ぶらりんなまま」
「卑怯だよな俺…。情けないよな俺…」
「純平君…」
「俺、正直今でも自分の気持ちがわからない。西野も好きだし東城も好きだ
でも、こんな気持ちのまま西野に会うのは失礼だよな…・」
「俺、自分の気持ちにケリを付けるまでは西野に会わない」と告げる。
「うん、私待ってる…」と哀しげな顔をし、西野はバイトに戻る

2学期が始まり、或る日校内放送で映像部が職員室に呼ばれる。
映像部が撮った作品が全国コンクールで作品、監督、脚本と最優秀を獲ったのだった。
喜ぶ皆の姿を見、東城が何かを決心したように真中に放課後屋上に来てと告げる。
それを見ていたさつき。
放課後、東城は勇気を振絞り真中に自分と付き合って欲しいと告白する。
告白に喜ぶ真中。そこに陰で見ていたさつきも出てきて玉砕覚悟で告白する。
だが、真中は違和感に気付く。東城に告白されてもドキドキしないのだ。
そして真中は気付く。さつきが自分に取って「恋の相手」ではなく、「気の会う仲間」だったように、
東城は自分に取って「恋の相手」ではなく、「同じ夢を持つ同士だった」のだと。
本当に自分が好きだったのは…と考えた真中の頭に、
「待ってる」と告げた哀しそうな顔をしたつかさが浮かび、真中の目から涙が落ちる…。
真中はやっと自分の本心に気付く。自分はつかさが好きだったのだと。
それに気付かずつかさにもさつきにも東城にもなんて悪い事をしてしまったのだろうと。
涙が止まらない真中を東城とさつきが慰める。そして真中に「頑張って」と…。

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