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西野つかさを応援するスレ Part53

510 名前:Turning points come suddenly. 投稿日:03/07/30 09:10 ID:Tv2ai+yP
「つ、つかさちゃん、ずっと前から好きでした。付き合ってください!!」
『ごめんなさい』
「ガ━━ΣΣ(゚Д゚;)━━ン 誰か好きな人でもいるの?」
『ううん、そういう訳じゃないけど、キミのことそういう風には見れないんだ。ごめんね』

つかさはいつものように交際を申し込んできた男を軽くあしらった。
慣れてはいるけど、やはり気分の良いものではない。悲しそうな相手の顔を見るのは辛いものだ。

「つかさー!また男をフッたんだって!?しかも、こんどはO君らしいじゃない。あんなカッコイイ人に告られて断るなんて、つかさくらいだよ」
『だってあの人のこと全然知らないんだもん』
「そんなの関係ないじゃん。付き合ってから始まる恋だってあるんだから、試しに誰かと付き合って見ればいいのに。つかさだったら男を選び放題なんだし」
『興味の無い人となんて付き合えないよ』
「そう言うと思ったよ。つかさ、もしかして男に興味ないんじゃないの?ん?じゃあ………私なんかどうよ?」
『もぉ、ふざけるなー!』
(私だって好きな男の子と付き合ったりしたいのに……。ああー、誰かいい人いないかなあ。私を楽しませたり、ドキドキさせてくれる人。そんな人がいたら絶対積極的に攻めちゃうんだから)

つかさは天性の美貌から数え切れないほどの数の男に言い寄られるも、恋愛とは無縁の生活を送っていた。勿論、つかさだって素敵な恋愛に憧れている普通の中学3年生だ。
ただ、軽薄な恋愛だけはしたくなかったのだ。これと思った人と付き合いたい。そういうつかさのポリシーが男を遠ざけていた。そんなある日……

(今日はお気に入りのいちごパンツを穿いたし、なんか良いことありそう♪)
つかさは意味もなく浮かれていた。何故気分が高揚しているのかは、本人にもわからなかった。足取りも軽くなる。その時、どこからともなく二人の男の声が聞こえてきた。

「んだとテメエ。俺のは健全な感情なんだよ。つかさちゃんの魅力もしらなねえくせにこの野郎〜〜」
「おめえだってつかさちゃんの――――――」

つかさはうんざりした。
(はぁ……今日は良いことあると思ったのになあ……)

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