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西野つかさを応援するスレ Part48

1 名前:名無しさんの次レスにご期待下さい 投稿日:03/06/25 18:26 ID:M9CaJ2x2
いちご100%の西野つかさを応援するスレです。
つかさファンが集う場所です。
東城・北大路ファンは控えめに。
東城・北大路叩きも控えめに。
他派を刺激する内容はスレ内完結で。
このスレでのいちご100%のヒロインは
どんなことがあろうと西野つかさです。
煽り・荒らし・その他、マターリマターリを壊す輩は「完全放置」で。
なりきりは禁止。

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60 名前:蛍狩り 投稿日:03/06/26 00:15 ID:z/9068lu
全てが金色に染まる。
夕暮れの町の中を、
その日一日の話をしながら、
手も繋がず、触れ合いそうな距離を保ち、二人は歩く。
子供たちが二人の間を微笑みながら、追い越していく。
夏の気配をはらんだ風が、二人をなでて。
それはまるで、今の二人を表している様で。

彼女は浴衣を着ていた。
白地に朝顔が染め付けてあり、
帯は朱に近い赤で、彼女の持つ可愛らしさを引き立たせていた。
下駄をカラコロ、心地よい音を立て、
祭りが開かれている小さな神社へ到着した。

真中はホタルを見ようとつかさを誘った。
ここには鎮守の森とその小川があり、
わずかに残ったサンクチュアリであった。
この賑やかな会場で、
本来ならばデートと言うべきものを、楽しんでいると、
空はいつの間にか暮れており、人もまばらとなっていた。



61 名前:蛍狩り 投稿日:03/06/26 00:16 ID:z/9068lu
「もう、いい時間だね、川の方へ行こうか」
「うん、そうだね、私、ホタル見るの実は初めてなんだ」
「そうか、知らなかったよ、誘って良かった」
安堵にも似た、その言葉を真中が言う。
「だから、淳平くんと行くのすごーく楽しみにしてたんだ」
素直に気持ちを吐露するつかさ。
「えっ、本当に。そうなんだ。
 こっこんな地味なこと、興味ないかと思ってたからさ・・・。」
照れて、つかさを見ることが出来ない。
「ありがとう、淳平くん」
真中が顔をむけた方へ、首を傾げながら、
彼女は微笑んだ。

早速、小川へと向う。待ちきれない様につかさが先を行く。
道すがら、真中は気付く、
浴衣、この「木綿の一重物」は、意外と身体のラインをくっきりと出していることに。
彼女のうなじから背中にかけては、ブラの紐と肩甲骨の線。
帯のあたりの引き締まった腰、それとは対照的な丸みをおびたお尻。
そこに現れている、下着の形。
歩くたびに形となって現れる、しなやかな、太もも。
魅入られてしまったかのように、釘付けになってしまった。



62 名前:蛍狩り 投稿日:03/06/26 00:17 ID:z/9068lu
「淳平くん、着いたよ。ん、どうしたの?」
つかさはまた、真中がぼうっとしていたのだと思った。
真中は心の内を見透かされた気がして、返事さえもおぼつかない。
「折角、ここまで来たんだから、下まで行こうか、ねっ!」
つかさは気付かずに、否、気付いていたとしても変わらない彼女なのだが。
「わあ、暗いねー、大丈夫かなあ」
彼女が手を差し出す。
「淳平くんお願い、危ないから、いいかなあ」
その声に艶があると思うのは、真中だけであろうか。
暗い中、真中が手を引きながら、
つかさを小川の淵へといざなう。
慣れない下駄と、濡れた砂利のせいで、よろけてしまう。
「きゃっ」
咄嗟に真中が庇う。
それは、抱き寄せる様に優しく、
かの人の胸の内へ、おさまるように。


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