西野つかさを応援するスレ Part45

666 名前：名無しさん＠お腹いっぱい。 投稿日：03/06/11 01:42 ID:F1u2JZ0v

「お嬢さんを・・・つかささんを僕にください！」
　場の空気が止まった。
　とてつもなく長く感じる時間、その沈黙を破ったのはつかさのお父さんの言葉だった。
「・・・で、つかさは結婚するつもりなのか？」
「・・・ウン」横に座っていたつかさは顔を苺色に染めながら小さくそう答える。
　また沈黙を挟む。ふるえる膝を押さえながら俺はお父さんの次の言葉を待っていた。
「・・・・・・だったら話は早いじゃないか！おめでとう真中君！
　そうかぁ、つかさがついに結婚か〜、
　いやいや、ついこの前までこんなちっちゃい子どもだと思っていたんだけどな〜
　で、真中君のご両親にはこのことは伝えてあるんだよな〜、
　真中君は一人っ子かい？だったら真中君のご両親も今初めてのことで大慌てだろう
　こちらとしても出来る限りの協力はさせてもらいますからとご両親に伝えて貰えるかな
　いや〜そうか〜、それにしてもつかさがなぁ・・・」
　西野のお父さんはいい人だった。（まあ西野のお父さんが悪い人なわけもないけど）
　その後、夕飯を一緒にいただいて俺は西野家をあとにした。
　お父さんは夕飯の時もしゃべり続けていた。

「きっとお父さんも恥ずかしかったんだと思うの」
　家まで送ってくれたつかさが途中でそう話してくれた。
「いつもはあんなに喋る人じゃないの、どっちかって言うと無口な方だし・・・
　でも、やっぱり恥ずかしい以上に喜んでくれてたんだと思う」
　自分の中で安心感と親近感が湧いてくる。
　なんだ、俺達と一緒じゃないか。嬉しくって、でもやっぱり恥ずかしくって、緊張して。
　世のお父さん達も大変だね。
　それでは、今後ともヨロシクお願いします、お義父さん！

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