西野つかさを応援するスレ Part34
- 152 名前:中西の都合により名無しです 投稿日:03/04/17 23:50 ID:Yse3k28Q
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(淳平のこと何か聞いてくるのかな? むしろ唯から聞いてみてもいいのかな?)
と唯は帰路についている間、横目でつかさを伺いなら思っていた。
「あ、あたし西野つかさっていうの、キミは?」
「え? えっと、唯」
「唯ちゃんかぁ。可愛い名前だね」
可愛いと言われて唯は照れながら、そうかなぁと呟く。
「でもつかさちゃ…つかさ先輩の方がとっても可愛い! 前に見た時のセミロングも大人っぽかった!」
前に見た時、その言葉に唯はハッとする。また大変なことを口走ってしまったと後悔する。しかしつかさの表情は相変わらず可愛らしい顔で微笑んでいる。
その顔を見た唯は、ひょっとしたら何でも聞いていいのかもしれない、と思う。つかさ先輩はとっても優しいから…あのことを聞いても答えてくれるかも…。まだ、淳平のこと…。
「あの、つかさ先輩は…!!」
唯がバッと体ごとつかさに向けると、さっき見たつかさの表情が一転していた。つかさが見つめる方向を唯も見てみると、そこには自分の幼馴染である真中淳平が立っていた。
「じゅんぺー…!!」
そこで唯は今朝の出来事を思い出した。いつものように朝食を食べていると、淳平の母親が確かこう言っていた。
『朝はあたしが送っていくけど、おばさん用事あるから先に帰るわね。ゴメンね、唯ちゃん。代わりに帰りは淳平に迎えにいくように言っておいたから』
あわわわわわと唯がアタフタしていると、淳平が信号を渡ってこちらに近寄ってこようとした。その時、プアァン…という音がけたたましく響く。
狭い十字路に唯たちの何倍もある大きな車が接近しているのを唯が気付くより早く、隣のつかさが駆け出していた。
「淳平くん…!!!」
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