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西野つかさを応援するスレ Part24

909 名前:4/5でおわったスマソ 投稿日:03/02/28 15:29 ID:cBC+/fb+
俺は、東条から渡された小説を読んだ。
その物語のラストには、王女を選んだ主人公がいた。
「分かってたの。」
「東条・・・」
「分かってたの、西野さんに勝てないこと・・・」
「西野さん言ってたでしょう?『好きな人のために自分を犠牲にしたくない』って。」
「あの時に私、『ああ、わたしはこの人に勝てない』って思ったの。」
「私、真中君に合わせてばかりだったじゃない?」
「東条・・・」
「だから私も、西野さんを見習って、自分の夢に生きて行こうと思う。」
「うん。」
「もちろん、部活は続けるから、またみんなでいい作品作りましょう?」
「・・・・・ああ!!」
「じゃあ、真中君・・・」
「うん、じゃあな。」
走っていく真中をみながら東条はつぶやいた。
「全く、二日でフるなんて。女の子の気持ち全く分かってないんだから」
「・・・頑張ってね・・・」
俺は走る。西野のところへ。
例え無理だとしても。
自分のこの想いを伝えるために。

             END


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